この度、熊本市で被災者向けに行われている住宅補修相談に相談員として参加するために現地入りすることになりました。
被災した、益城町の木山・宮園・惣領地区を中心に被災状況を見て廻りましたので、現地の状況をまとめたいと思います。
22日正午、熊本空港に到着後早速ロビーの壁にクラックが多数あり、未だ空港の被害箇所すら補修が遅れている様子が伺えます。
空港に着陸する寸前に、雲の切れ間から下を見ると何やら青い点々が目に付いた、これらはブルーシートを被った家の屋根である事が分かりました。
空港からは本来であればターミナルバスで熊本市街へ向かうのですが、あえてタクシーに乗り運転手にお願いして益城町経由で市街へ向かってもらうことにしました。
まず、益城町の木山・宮園地区の方から入り、道路から見える範囲を見渡しましたが、飛行機から見えたように青いブルーシートを被った多くの家々がありました。運転手さんに道端で停めて待ってもらい、近くを歩くことにしましたが集落のあちこちで瓦が落ち、傾いている家を確認しました。
この辺は古い民家風の家が多く、屋根の重さに耐えられず強い揺れで損傷したり、崩壊してしまった家が大半のように思われます。
寺迫の交差点では電信柱が傾き、下を流れる河川の土手が壊れて重機での復旧工事が進められていましたが、多くの道路などは、所々にヒビが入ったり、盛り上がって段差がある所が散見されます。運転手さんの話では、未だほとんどの道で補修がされていない状況で危ないと嘆いていました。
さすがに道路を塞いでいた瓦礫などは撤去されて通行は出来ますが、スピードを出して走ることは難しく、運行バスなども日常的に遅延しているようです。
『熊本地震 現地被災状況 調査報告 No.2』につづきます。
被災した、益城町の木山・宮園・惣領地区を中心に被災状況を見て廻りましたので、現地の状況をまとめたいと思います。
22日正午、熊本空港に到着後早速ロビーの壁にクラックが多数あり、未だ空港の被害箇所すら補修が遅れている様子が伺えます。
まず、益城町の木山・宮園地区の方から入り、道路から見える範囲を見渡しましたが、飛行機から見えたように青いブルーシートを被った多くの家々がありました。運転手さんに道端で停めて待ってもらい、近くを歩くことにしましたが集落のあちこちで瓦が落ち、傾いている家を確認しました。
この辺は古い民家風の家が多く、屋根の重さに耐えられず強い揺れで損傷したり、崩壊してしまった家が大半のように思われます。
さすがに道路を塞いでいた瓦礫などは撤去されて通行は出来ますが、スピードを出して走ることは難しく、運行バスなども日常的に遅延しているようです。
『熊本地震 現地被災状況 調査報告 No.2』につづきます。
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by tastas24
| 2016-06-29 12:11